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【読書】シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

いつもの通り、メンタリストDaiGoがおすすめしてた動画を見てぽちりました。
だいーぶ前に買ってこの間読み切ったので話をします。

シュガーマンマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは


シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは

Kindle版があればいいんですけどないので紙で買いました。

ジョセフ・シュガーマンさんは、1ページ目いわく、「伝説のダイレクトマーケッタ―」一昔前のアメリカのテレビショッピングに出てたりしたそうです。ギネスブックにも「世界No1のセールスマン」として12年連続して認定されているのもやばい。すごい。

感想

客は「納得」が欲しいんですよ。買う理由、買わないべき理由、どっちにしろ欲しい。だからこそ、「納得」したら買わなければならない。買う必要があると感じる。
そういうものなのだ。
私自身、雑誌、レビュー、店舗…いろんな情報で購買意欲を高めて買う。これは顧客の目。

売る側はどういう理由を用意するのか?
まず、商品の良さをベラベラと語りつくすのは当たり前、どこの企業でもやるホワイトなイメージ作り。あくまでも、「公式」ができるマーケティングでしかない。

顧客が気になっているポイントは「真実の情報じゃなくない?」という部分、販売側の意見そのもの、売るための言葉であるところが信用ならない。

デメリットがあるんじゃないか?という懸念がある。
だからこそ、デメリットを初手で語る。
商品の怪しい部分、さらけ出す。この時点で語り手のポジションが身近な意見になる。

この時点でやっと、商品の良さを聞いてもらえる状態になる。

このプロセスが世の中のマーケティングに足りてない、やれば刺さるよって話。
昔は人々の声が小さかったので、営業が語るデメリットのさらけ出しの効果はより高かったのだろう。たぶん。

現代では人々の声は拡大している。
youtuberやtwitterの生の声、調べれば一般人が語ってくれている、これは比較的信用足る情報。問題はその声の質が悪かったりすること。ちゃんと低レベル。痛いブーメラン。

正しい言葉は正しい状態でしか聞くことができない、正論がいつでも一番強いわけじゃない。偉大な人間が言う言葉は一言でも火力が高いけど、ただの一般人がそれをパクってどれだけ声を大きく語ったところで、お前のバックボーンが分からないので聞かない。そりゃそうだよねという感情がたくさんある。

質はどうやって高めるのか?

その懸念は「権威」で崩せる。
フォロワーが多い、ブログのレイアウトがしっかりしている。今まで書き溜めた記事の量、プロフィールに書いてある経歴・・・など。色々な権威がある。その圧力では確保できるのでしょう。私なんもねえな。頼るべき権威って「メンタリストDaiGoが言ってた」と「Amazonのランキング」ぐらいしかないな。所詮一般人、等身大の無名。

ただ、権威があればいいってもんでもない。いくらか脳死で権威に屈する人々がいる中、さらなる納得を求める層がいる。

正しく伝える、「誠実さ」があれば評価できるでしょう。

レビューブログで言うと稼いでいるだろうなというところは、しっかりと紹介している。

おそらく検索ワードへの対策、対策をするということはその悩みに対しての回答があるということ。
いくつもページ見たくないから、その中で解決してあげるという優しさ、誠実ですね。

商品のサイズ感はもちろん、形で気になりそうなところ。ボタンやレバーなど操作部分の感触。
買わなきゃわからないところを解説するべきだなって思いました。そっちの方が良くない?私はそういうところ気になる。顧客として。

"書けなかった"のは書き手側の事情。「いらないと思った」って仕事できない奴がいいそう。
顧客の私がニーズを感じていることぐらいはやるべきだった。正直、自分で思っているよりも質の低い紹介を繰り返しているので反省点しかない。もっと質が高められる要素が現状で見つかっている。それでもアウトプットするのは地力が上がるのでやるしかないのだ。

結論

シュガーマンさんは正しい顧客満足の数値稼ぎが世界一上手いということ。一般人レベルの私にも染みさせることができるマーケティング不変の理屈が読めます。素晴らしいですね。