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【読書】採用側のホンネを見抜く 超転職術

私は今年の1月から転職先で働き始めました。
辞めた職場はチンパンジーでもできるレベルだったし給与も低いし…そんなところを選んだのは私、そう思ったら居ても立っても居られないのでやめました。

まず、用意されたエン転職のアカウントに届いたスカウトに乗ります。受けます。受かりました。以上です。ワープしました。

現在は椅子に座ってネットサーフィンに興じています。残業はありません。振るほど仕事がない。本当に私を雇用する意味あった?と思ってます。きっと、これでいいのだ。強制的に椅子に座らされてインターネットを見る仕事です。

暇すぎて社会貢献レベルが一度も上がってないのに下がってマイナスになりそうなので転職ハウツーを読みました。元から結構こういう本好き。

採用側のホンネを見抜く 超転職術


採用側のホンネを見抜く 超転職術

転職アドバイザーの方。本職が言うんだから間違いないだろう。

企業に自分を売る

非常に当たり前なんだけど、どいつもこいつもできていないからできない。
特に、企業側が欲しているかどうかにまったく答えることないパターンが多々だそうだ。


「俺、今こんな感じのステータスだけど、どう?」

みたいな、お前、それで雇用されると思ってるの?という状態で悩んでいるそうだ。

浅くないか?


企業が何を求めているのか?を企業情報を見るのは当然として・・・
IR(Investor Relations) 投資家向けの情報から読み取ると良いのでは?と言っていた。企業活動は誰のためか?株式会社であれば株主のためだから報告しなきゃいけない、そこに情報が落ちているよとのこと。たしかにね。


情報を読み取ったら、企業活動に対して、自分の能力値で何が提供できるのか?が大事だそう。普通のことを言っている気がするけど、転職活動として自分を売るとなるとわからなくなる人類が多々いるらしい。わかる。

どんな職種だったか、資格をなんちゃら持ってるよ!じゃない。
私はこういう経験をしたのでこういうことができますよ!という使い方までプレゼンすることが大事だそう。

それと、分かりやすい単位で伝えること。
業界が違うと「規模感」が分からない表現をするとよろしくない。慣れ親しんだ概念ほど「当たり前」になっててすっぽ抜けがち。客観的に見て、分かるか?を問うのが大事だそう。

ここで転職エージェントを使うのだ。と著者の売り込みが入る。ただ、正しい使い方だ。

ウソつくな

転職エージェントにも転職先の面接でもどっちでもウソは最悪だ。
自分の身の丈が通らないことが最大のデメリットだ。


転職エージェントにウソをつくと、その前提で話が進むので実体と離れてしまう。これがよろしくない。せっかく、貴重な人生の時間を使っているのにまったく無駄なプライドを守るために話を持ったり希望を表面の受けがいい形にして伝えてしまったり、そんなこと、何の役にも立たない。

自分自身の真実の動機とステータスを晒すのが大事なんじゃない?と思った。事実が一番強い。


企業にウソをつくと、バレるかバレないかは知らない。面接官も所詮ただの人だからそこまで見る目が完璧か?と言ったらそうではないのでワンチャン貫通する。ただ、話の盛り具合ではボロが出て負けると思う。どうせ、盛らないと入れないところはふさわしくないのでやめたほうがいい。

気がする。

転職実話

個人的には、話を盛ってまで入りたいところなんてないと思う。

事実ベースで未来の話ならいくらでも展開させることができる。盛るよりも、実態が保障されているところが良き。結局、今現状ではこの程度ですけども、未来はマシになりますよという内容はウケる。

実際、私も転職面接は必殺「これからのキャリアプランを語る」で突破した。
まったく思ってもいないことばっかり喋ったけど、その場の私は完全にそのプランに陶酔していた。完全に思いこむことでウソがウソじゃなくなるのだ。大体、未来のことは確定ではないのでウソじゃないのだ。

こんなんでも、企業側からしたらこれなら雇ってもいいよねのラインを超えることができる像を作れる。
そんなもんだ。自己洗脳だ。


この本からは、当たり前のことをもう一度言ってもらうことができた。自分のエン転職のweb履歴書を見ても非常にくだらない感じだった。書き換えましょう。もうちょっと本をめっちゃ読むことを書いておこう。もう職ぐらいは転職してもいいんじゃないかなと思ってる。ただ、インターネットサーフィンをする仕事はもう暇すぎて嫌なので他のことしたい気がします。今、そう思っているだけ。