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【読書】勝ち続ける意志力

ウメハラ、我らがプロゲーマー。
私はストリートファイターなんですが、最近、本人とマッチングしました。
まぁ~~強かった。プレイからプロが漂っててパンピーの私はボコボコだった。
私が弱いのもあるけど、隙がない感じ。勝てる気がしなかった。
1Rは取ったけどあんなん何試合もやったらいつか取れるでしょうみたいな勝ち方だった。
そうなんども上手くいかないよ、実力のシミが違う。

2012年の発売当時は紙で読みました。でも、読みたくて電子書籍版で買い直しました。紙は家のどっかにあるけどなくしたかブックオフに行った。

勝ち続ける意志力


勝ち続ける意志力 (小学館101新書)

大体はウメハラストーリー。
俺にはゲームしかない。アバレチカラゲーセンでちゃんと成果を出した。チャンピオンになった。
ゲームで食べていけるわけもない時代、日本にはプロゲーマーという選択肢自体が存在しなかった。
だからこそ、普通の人間に混じるために介護職として働いていたこともあった。
でも、ゲームは居場所だった。これしかなかった。評価された。プロゲーマーになった。すごーい。

大会にフォーカスしない

この大会で「勝ちたい」という気持ちが「負けたくない」を誘発する。

その焦りを生みそうな考えが、有利だからと有利を過信する。ピンチのときでも浅い選択肢を選んでしまう。ズルズルと・・・負ける選択肢を選んでしまう。負ける気がないからローリスクな選択をするが故にバレるという流れ。結果、逆転を許す展開になるわけだ。

メンタルはしっかりしなければならない。

正しい努力

カプコン公式大会で3連覇したウメハラさん。4連覇をかけて死ぬほど練習をしたけど連覇はできなかった。心が折れて半年ゲームしなかったんだと。

一生ゲームしてた人間がやらないのって相当イカれてる状態だと思う。無でしょう。

結局、その大会に対する態度がよろしくなかったと気付けた。
「練習量=勝利」にはならない。「正しい練習」が大事なんだと。

試合に対する意識として「勝ち」ではなく「成長」に重きを置くことで「その場限りの試合」をしなくなる。これがすごく大事な概念だと思う。
その時に学ぶことができればいい。次につなげることができればいい。今でも染みる。

ただ、2012年の時の自分に染み込ませたい。ひたすらやってれば上手くなると思ってた。
実際アホほどやることで経験値が溜まったことによる場数パワーで実力は上がって行ったけどもっと速いスピードで成果出せたなと今では思う。

当時の本を読む能力じゃあ得ることができなかった。全然他人事で「ウメハラってこんな感じなんだ~」ぐらいの感想だった記憶がある。ぬるすぎるよ私。読んだのに、何にも学んでなかった。

普段が楽しい

普段が充実しているからこそ、いつでもいいパフォーマンスを出すことができるらしい。別にここでどうにかしなければ人生が終わる!というわけでもなく、楽しい日常があるのであればいいじゃないか。というような態度。正しい表現できているかどうかは怪しい。

ただ、充実した毎日を送らないと鬱屈して卑屈闇オタクになっちゃうなと思いました。
人間になるためにがんばって生きます。