【読書】新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ
おすすめされていたので買いました。
においは金持ち父さんと同じ。内容のベクトルも同じ。読む層もきっと同じ。
新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ
黄金の羽根とは
合法的な法律の穴のことを言っている。
金持ちは賢いからさらにプラスを取っていくよ。
生きるための最低コストが他人よりも優れている状態で戦ってるから強ポジを保持。一生上からマウントパンチできるからお金持ちサイキョー。
でも、それの条件はそこそこ平等にあるよ。賢く生きなよ・・・と言っている。
投資と貯金
貯金は何も生み出さないというかほぼ増えないに等しい利息がつくだけ。
一方で投資をすることでプラスが取れるよっていう。とても当たり前のこと。
生涯、自分の肉体だけで働いていて日銭を稼いでいけば、老衰と共に生活が破綻するじゃん?だからこそ、投資によって空間から生み出すお金を増やすべきじゃん?
貯金もノーリスクではない。貨幣価値は絶対的じゃないので、そのうち相対的に下がっていくので長期保有によるリスクからは逃れられない。
先人の知恵としては分散投資がガード固い。
3等分して現金・資産・株みたいな比率で持ちましょうね~と言われる定石行動。
1つが沈んでも、残り2つで生きていける状態が望ましいよね。という死なない選択肢。
これで、損はしても人生レベルで負けない。すごい。
家
持ち家vs借家
普通に考えて借家最強だと思う。ずっと思ってる。
お金は払えば住める。
一方、持ち家は固定されて根っこがついてる。買ってしまったら、そこから動けない「交換性」のない物体の所有になってしまう。
投資として買うなら世間的評価が高い家であって、自分が好きな家ではない。
家賃がかからなくなるというのは、所詮おまけ。住んでいるだけでどんどん劣化する資産もどき。買い手がつかないような家を買うと最悪。
不動産は捨てることができないのでどこからしらに譲らなければならない。らしい。
だからこそ、自宅を保有することは管理コストがバリ高くてコスパ悪くない?というのが結論。
お金を生まない保有物は資産と思い込んでいる負債だ。
って金持ち父さんが言ってた。この本でもほぼ同じことを言っている。
マイクロ法人
個人として生きている活動を法人活動として社会に提出する。
基本的にはこれだけ。会社の活動ですよと説明出来れば経費に計上していい。
法人有利に作られているのは、会社の活動を阻害しすぎると社会が回らなくなるから。
すべての人間が従業員を望んだら誰も店やらないじゃん?の論理。
メリットを付与しなければ~経営サイドに寄って行かないよね。
私はサラリーマン。副業収入もない。関わりようがない・・・。
いつか、使うときがくるだろう。法人名だけ考えてワクワクしておきます。
税務署
働いているのは人間だ。
23年以上税務署に勤めると自動的に税理士資格が拾えるんですね。知りませんでした。
このエスカレーター式で拾った資格、仕事に繋げたいよね。
そのコンボのために働いているうちから企業にコネを売る。
税務署という組織としてはどうなの?と思うけども、個人としては最適解なんだし、組織なんかより個人の方が大事じゃない?それが普通の人間じゃない?組織の所属が終わったら貢献の加護が消える。
そして、税務署卒業生は同族パワーにより税務調査デバフがかかっている。調査される率ダウンは強い。だからこそ、企業は顧問として迎え入れがち。っていうWin-Winごっこしてる。
そんで法を抜けていくわけ。非合法はダメだよね。
合法的な穴は整備が間に合ってないのでグレーで許されるけど、非合法の破壊した壁は許されていないよ。
まあ、仕事だし。そんなもんだろう。
相続
居住している地域の法律を食らう。
これを利用して海外に住んでいることをして相続税を逃れることができる。
今は、相続関係の両方が10年以上海外居住しないといけないとかなんとか。
国同士のリンクも強まっているので色々怪しくなっているらしい。抜け穴だったのがしっかり埋められているだけな気がします。税としてがっつり取れるところで取っていかないとね、成り立たないから仕方ない。
お金の話を読むと、愚かなプレイヤーにはなりたくないなって感じます。危機感。たぶん、世の中に殺される。恐怖から勉強しなければならないのだ。知らないのは闇。
一生ゲームして遊んで暮らしたい。意識なんて高くない。