【読書】eスポーツ論 ゲームが体育競技になる日
私はゲーマーです。ついでに、eスポーツになっているストリートファイターのプレイヤーです。
でも、所詮ゲームだよなぁという気持ちはぬぐえません。そんなもんだ。
eスポーツ論 ゲームが体育競技になる日
eスポーツ論 ゲームが体育競技になる日
eスポーツってなんやねん。というのがつづってある。
以上。というレベル。
だって、eスポーツゲーマーだからね、そこそこ事情は知っているので目新しい知識がなかった。
テレビで紹介されるときに家事スポーツとかいうギャグと並べられたというエピソードが一番面白かった。テレビの人間にはそれだけチープに見えているということだ。たぶん、これは日本にいるかぎり払拭しにくいステレオタイプ。だって、大会の盛り上がりが普遍的なものではなく、ゲームオタクのものだから。
一応、テレビではときどさんやらウメハラさんが出ているけど、それ以外のプレイヤーの知名度はほぼない。テレビも名前が売れたプレイヤーじゃないと誰それ?となるし、一番じゃないと使いにくいから使ってくれない。テレビがマウントしてるわけではなくて、「一般人」がそれだけ理解がないということなんだろう。たぶん。私はテレビ見ないのでよくわからない。
日本はeスポーツで遅れてる
世界的にはバズりにバズってるしスポーツ選手としての待遇もあるんだから、日本も追い付いてほしいなと言っていた。
日本が遅れている理由は家庭用ゲームの質が良すぎた。これがほぼすべて。
PCゲームに関してはそもそも入り口が狭いんじゃないか?と思う。FPSが動くマシン性能ある人の方が珍しい部類だったりね。私はオタクなのでもちろん持ってるしもちろんドハマリしてた。
格ゲーに関しては、ゲーセン文化がメジャーな時代があったおかげで層が厚い。ただ、ゲーセン層がいない時期に来ているので若手のスーパープレイヤーはあんまりいない。ここら辺は「1万時間の法則」だろう。1万時間やれば圧倒的な差がつくぞの奴。それだけの力量に達するには長い時間がいるから若さじゃカバーできなすぎる。日本には才能だけで突破するほど才能が特化してる人がいない。
eスポーツにそこまで激しい夢がないから。
夢がない職業に溢れる才能を投下するか?しないでしょう。
いい才能があるなら他のことしていると思う、日本という土壌ではまだそこま評価高くないもの。
私はパンピーゲーマーだから結局、プロがどうのこうのと言われても冷える。
イベントもでないし普通に課金して普通にオンライン対戦を楽しむ普通のプレイヤーでしかない。イベントの配信は見るけど熱心に盛り上げる気はない。こういう普通のゲーマーが普通に遊ぶだけ。
ストリートファイター5も発売されてから3年経ってしまった。それだけ長い期間遊んでいるプレイヤーでも、普通のゲーマーなのだ。どこに、盛り上がる人材がいるんだ。もっとミーハーなところなのだろうか。積極的にそういう場にいかないのでまったくわからない、私ひきこもり。
他国では、プロゲーマーの活躍の場が広くて広告宣伝になるからスポンサーとして課金してくれるけども、日本じゃあなあ、リターンが取れないよ。だからこそ、伸びないんだろうなあと思う。金を落とすほどの文化じゃない意識が根付いている。
いつか、人類が働かなくてよくなり、エンターテインメントを提供するだけの時代になったら優勝だ。
あと何年だろうか。10年ぐらいだといいな。