インターネットダイアリー

インターネットクチコミログ

【読書】死ぬこと以外かすり傷

なんで編集者がこんなに押されているんだかなあーって去年書店をうろついている時に思ってた。立ち読みでざっくり読んで別に今読まなくていいやって思ってから数か月、最近セールやってて599円で買った。そのぐらいのモチベーションです。彼が編集した本を私はいっぱい持ってました。あ、そうなのって感じだった。私は時代に浅い。

死ぬこと以外かすり傷


死ぬこと以外かすり傷

双葉社幻冬舎に所属しながらNewsPicksの編集長かつオンラインサロンの主。

なんとかなる

早稲田で酒を飲んでた。なんかしたいと思いつつ編集者になった。すごく仕事がしたい。
家庭があるけど東京で暴れたいから2/3の収入の家に住んだ。むっちゃ仕事した。むっちゃむっちゃ仕事した。
なんとかなった。なんとかできると思ってたらしい。ならできるんじゃない?みたいな、メンタルが現実を引き寄せる奴だ。ちょこちょここういう先に地獄に落ちてから這い上がるみたいな人間いるけど、確実に人種が違う。メンタル体力が化け物クラス。背水の陣にピッタリの人材。

とにかく異様なほど仕事の鬼。この時点で、ファンタジーです。現実のものにあまり見えないが、こういうレベルだと世間で圧を得ることができる。

イカれるほどに仕事ができる人は才能。幻冬舎のボスである見城さんの本もいくらか読んでるけど、系統が一緒。仕事の鬼すぎる。どこまでも手を広げて首が回らなくなるほど仕事を入れる。なんとかする。なんとかしなきゃいけないので火事場の力で常々走る。

一番苦しんでいるからこそ、指示される。圧倒的なパワー。

一般人がどうでもいい趣味に夢中になっているなか、仕事に夢中になれた"当たり"の人間。
論理的ではない、結果的な論理性。ワイルドな人生の攻略だった。しかも、まだ苦しみたいらしいし、自伝として語ってしまった以上、これ以上に地獄を見なきゃいけないとさ。

ぶっ飛んだ人類というエンターテインメントであるので人がついてくる、そして関わった人と癒着する。なんか、どっかで癒着するするってめっちゃ聞いた。見城さんだ、秋元康との関係性をズブズブと言っていた気がする。思考が一緒。そりゃ、初めて出した本が見城さんの本だしかなりインスパイアされているんだろうな。

"""勢い"""があるので勘違いしそうだけど、そこまでワイルドに生きられない。
おとなしく自分なり、行動力のなさが地獄。だからこそ、動くことが大切だっていういつもの結論。

染みる言葉、「意思くらい高く持て」
目次に書いてある、2章の小見出しレベルだけど一番良いフレーズ。私パンピー
意識高い系(笑)っていう人よりは高い方が良くない?ぐらいのこと。
「どちらかといえばこっち」をしっかり選択できる人間になりたいですね。